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その日考えたこと、昔から考えていることを

学習において大切なことは何か

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私自身が現在大学生ということもあり「学問」の場に身を置いているわけですが、考えることがあります。

学習する上で大切なことは何か。

それは「自発性」であると思います。

私は人から言われたことはあまりやりたくないタイプです。しかし、それをやらないことで他の人に迷惑がかかってしまうので仕方なくこなします。

 

今もそうですが、私は「宿題」というものが苦手です。

小中学生の頃は宿題をやらない為によく怒られていました。宿題が嫌で登校拒否気味になったこともあります。

しかし、勉強が嫌いかというと、そういう訳でもなく、私は学研「ムー」に出てくるような話題や、「西欧中世社会」などに昔から興味を持っていたので小学生の頃は「山海経」などの地理書や魔女狩りについての本を読んでいたこともあります。(当時、書いてある意味はよくわかりませんでしたが笑)

 

ではなぜ「宿題」としての勉強は嫌なんだろう、と考えて見たときにそこに私自身の好奇心がないからでした。

 (私にとっての)「宿題」をこなす理由:宿題をこなさないと勉強についていけなくなるから、先生に怒られるから、自分だけやっていかないのは恥ずかしいから=理由が他人に依存している

「ムー」を読む理由:内容に関心がある為に面白いと感じるから=自分自身の快感、楽しさ

この時点で、宿題または学校の勉強の内容に私は関心がない訳です。なぜ関心がないのかというと、その面白さがわからないからです。面白さがないと自発性は湧いてきません。

 

それは今でも変わらずで、大学の必修科目というのはあまりやる気にならず、ついサボってしまったりするのですが、その時間にスマホをいじっている訳でもなく、図書館に行って本を読んだり、語学の勉強をしたり、自分の為に時間を使っています。(講義してくださる先生方ごめんなさい)

大学はあくまで自己責任なので私みたいにフラフラとしてても生きていけますが、自分の世界観が形成されていない子供の状態では楽しくないことをやらなければいけなくて、それの出来で評価されてしまうのは結構キツイです。

 

義務教育までの先生の役割はただその事柄についての知識を与えるというよりも、生徒にその面白さを伝え、やる気を引き出してあげることだと考えます。

しかし、現在は部活動問題や、少子化による学校の過保護化(おんぶに抱っこ状態)が進んでいる為、先生もなかなか動きづらいのではないかと思います。

熱心な先生ほど、そういう環境では疲弊してしまいますから。

 

生徒が自発性を保てる教育と、それをサポートしやすい環境になればいいのになと思ってしまいます。

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